核燃料サイクル開発機構が人件費を水増しし、毎年230億円以上も不正に金を受け取っていたことがわかった。
 核燃料サイクル開発機構は原子力発電関連施設の一部で、管轄は文部科学省である。
 全額が日本政府機関から支給されており、民間企業ではなく公共機関となっている。
 不正に受け取った230億円以上もの金はほとんどすべて職員が分割して給与に上乗せして盗んでいた。
 原発関連職員の給与は決して低いものではなく、むしろ異常の高額である。
 その上さらに毎年230億円以上も盗んでいた。
 おかしなことにこの分野でも監査機関は存在せず、知っていて放置していたのではないかという疑いがある。
 これは許しがたい公金横領事件であり、外務省組織ぐるみの公金流用事件と同じ内容となっている。
 これがすべてではなく、大部分の役所機関、公的機関で大なり小なり似たような公金横領が習慣のように行われており、野放し状態だ。
 それにしてもこの230億円という金を今までずっと毎年受け取っていたというから驚きだ。
 それでなくても公的機関では、無数にいろいろな手当てを人工的に作り出し、不正に金を受け取っている。
 こんな無法状態をいつまで放置するつもりなのか?
 盗んだ金はすべて返却するべきだが、まず返さないだろう。責任もとらないだろう。とぼけて世間の批判が消えるまでやり過ごすだろう。
 まったくとんでもない税金泥棒集団だ。なぜこういう連中を厳正に逮捕して処罰しないのか?
 まったく処罰を受けないというのはおかしい。こんなことでは日本の法律も意味がないし、司法機関も無効化される。
 我々は役人のために生きているのではない。法と正義を守れ。