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中曽根元首相は、レーガン元アメリカ大統領と「ロン・ヤス」関係と呼
ばれるほどアメリカに忠誠を尽くした人物であり、当時の日本のハイテ
ク技術をアメリカに引き渡した。また、もとの電電公社、すなわち現在
のNTTを民営化した。実は、このNTT分割・民営化もアメリカの圧
力によるものであった。1978年、ジュネーブでのガット東京ラウン
ドでアメリカが電電公社の門戸開放を要求。その後、アメリカの対日要
求は厳しさを増した。85年2月には、アメリカのオマール商務次官が
来日し、4月1日までに結論を出せと強硬に迫ったのである。
その後、アメリカの多国籍企業のモルガン財閥の傘下であるIBMとN
TTの合弁会社、日本情報通信株式会社がつくられたが、これにより日
本独自の高度な通信技術がIBMに、ひいてはその親会社であるアメリ
カのモルガン財閥に流れていった。
アメリカの手に落ちたのは通信技術だけではない。NTTとIBMの開
発した情報ネットワークが一本化することにより、日本国民のクレジッ
トカードにおける消費生活の全情報がアメリカの手に落ちることとなっ
た。さらに、アメリカはこの中曽根を通して1機106億円もするP3
Cを自衛隊に100機も売りつけることに成功した。そして中曽根は賄
賂としてロッキード社から30億円を受け取った。しかし中曽根は刑事
問題にされなかったのである。
昨年春、中曽根康弘元首相が「大勲位菊花大綬章」を受章した.