まず、日本の揚水発電の特徴と揚水時の問題点を理解しよう。

http://ja.m.wikipedia.org/wiki/揚水発電

•定格出力が数十万kWから100万kWと大出力のものが多い。
•モーターの特性と揚水中の水の運動エネルギーから、揚水の開始と停止にはそれなりに時間がかかるうえ、揚水中に電力が不足すると脱調して大事故になる恐れがある。
•可変速揚水を行うにしても、最低でも定格出力の20%の電力が必要。

要するに揚水時には安定した大電力が必要と言うこと。

太陽光発電や風力発電で電力が余ったから揚水しようなんてことはできないし、元々余るほどの発電量はない。
結局火力発電の電力を使って揚水していることになる。