バイオマスを否定はしないが、資源量があまりにも小さすぎる。
主力にはならない。
木質系建築廃材でさえゴミ扱いで野積みされ、自然発火させて近隣に迷惑を掛けている。
可燃物を瓦礫(カワラ、イシコロなどの不燃物)と称しながら焼却炉で
焼却処分することを、不思議と思わないほど鈍感になってしまった日本人には
バイオマスは扱えないだろう。
どんなに成長が早い植物でも、太陽エネルギーの捕捉率は極めて小さく
木材などの廃棄部分をエネルギー用途に有効活用するすることしか出来まい。
これまでの技術は物質を電気エネルギーに転換することに邁進してきたが
これからは電気エネルギーから物質を作れるようになれなければ
今の社会システムは破綻を避けられないだろう。