ここは一つ戦時体制だと思う事にしよう。
ソーラーパネルを作る原料は国内で取れるとしよう。
兎に角電力は有ればあるほど良いとなれば、ソーラーパネルは24時間365日フル稼働で生産される事になる。
ソーラーパネル工場をもっと増やさなければならない。1日の生産量をもっともっと増やさなければならない。兎に角電力は有ればあるほど良い訳だ。
ソーラーパネル工場が全国の空いている工業団地の敷地を全て埋め尽くし、ソーラーパネルを大量に生産し続けるようになると世の中どうなる?
そうなる為には何兆円をブチ込めば良い?
全国に、工場誘致の為に造成された広大な工業団地の空き地がある。それは何十カ所?何百カ所?
これらをメガソーラーとする?そんな事はしない。何百カ所にソーラーパネル工場を建設するのだ。仮に1ヶ所300億円掛かったとしよう。こんな工業団地の空き地が全国に200ヶ所あったとしよう。
200ヶ所全ての空き地がソーラーパネル工場で埋め尽くされたら300億円×200ヶ所で6兆円という事になる。たったの6兆円!

これで全国のソーラーパネル工場がフル稼働でソーラーパネルを生産し続けたら、5年もすればとんでもない事になると思わないか?今は戦時下、こう思えばなんだって出来る。
エネルギーはほぼ無料になる。無料になるなら殆どの加工生産品のコスト競争で世界に勝てる。何か一つでも輸入制限に掛かったとする。エネルギーさえ無料ならどうという事はない。
資源再生などの技術は日本国内にある。海底鉱物資源もその費用の殆どはエネルギー消費。それがタダなのだからそれらの採掘費用もタダに近くなる。
完全鎖国でもなにも困らないどころか世界から羨ましがられる国家になる。あらゆる新技術開発のコスト制限が外されるという事実に早く着目すべき。