>>545
太陽光のコストも原発のコストも、どれだけの稼働率か、稼働期間を想定するかで全然変わってくる。
ドイツで6円/kWhとなっても日本で直ぐに6円/kWhになる訳がない。
しかし、日本はドイツに比べ緯度や日照時間の観点から有利だから、場合によっては6円/kWh以下のコストにする事が可能だろう。
再生可能エネルギー推進に政治が舵を切る事で、この方向に民間の投資が促進される。投資の内容は様々だろうが、既存の製品の大量導入による量産効果でのコストダウンもあるだろうが、
技術開発投資による発電効率の向上或いは製造原価の低下などによるコストダウンも進むだろう。
早く走り出せば、早く果実を得る事が出来、またその加速過程が景気刺激にもなるだろう。

いま、普及しているソーラーパネルの、設置コストはそのままとして、製品単価が半額になり、発電効率が10%向上し、耐用年数が50%向上したら、
1×0.5×0.9×0.66=0.297

どうだろう?進めてみないか?再生可能エネルギーの方向に思いっきり舵を切って、
大きな産業として育てないか?政情不安定な外国からの資源輸入に頼る比率を、日本人の叡智を結集してみんなの力で下げていかないか?

再生可能エネルギーの推進は、日本のエネルギー安全保障の観点からも大変重要な政策だと断言出来る。