エネルギー安全保障上も再エネの普及は望ましい。再エネの技術革新によりコストが下がってもまだ化石燃料を輸入した方が安かったとする。それでも化石燃料自体が相場商品であり、値上がりする事で再エネのコストを上回るリスクを負っている。

もし、日本にある程度再エネの普及が進んだ状態と、全く進んでいない状態で、化石燃料輸入交渉をしたとする。どちらが足元を見られやすいか?再エネのコストは安定しており、化石燃料輸入価格が上がると再エネのコストと逆転する様な状況を想定。

結果として、必要以上に高く吹っかけられるリスクが再エネの普及によって回避出来ることになる。