全電源喪失、「対策不要」業界に作文指示、指針改定見送り 放射能漏れ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120604-00000533-san-soci
産経新聞 6月4日(月)11時39分配信
 東京電力福島第1原発事故の原因となった長時間の全電源喪失について、
国の原子力安全委員会の作業部会が平成4年、対策が不要な理由を文書で作成するよう電力業界側に指示し、
東電が作成した文章をほぼ丸写しした報告書をまとめ、安全指針の改定を見送っていたことが3日、分かった。
安全委は事実関係を隠蔽(いんぺい)してきたが、国会事故調査委員会が受理した同部会の内部資料で判明。
規制当局側が業界側と癒着し、不適切な指針を容認してきた実態が明らかになった。