“電源喪失”を認識も対策を検討せず
5月16日 5時23分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120516/k10015146501000.html

これは15日、東京電力が記者会見の中で明らかにしました。
それによりますと、スマトラ島沖の大津波から2年後の平成18年に、国の原子力安全・保安院や電力会社などが
参加した勉強会で、福島第一原発については14メートルの津波に襲われると扉や搬入口などの建物の開いている
部分から海水が入り、「電源設備が機能を失う可能性がある」と評価されたということです。
東京電力はその後、保安院から指示があった原子炉の熱を取り除くための海の近くにあるポンプを防水にするなどの
対策を示しましたが、建物の中に水が流れ込むのを防ぐ対策は、検討しなかったということです。