玄海原発は、浜岡より危険な原発だった!

「玄海原発1号炉は日本一危険な原子炉といっていいでしょう」

こう断言するのは、井野博満・東大名誉教授(金属材料物性)である。
メルトダウンした福島第1原発より、停止が決まった浜岡原発より、玄海1号炉のほうがはるかに危険というのだ。
「ひと言で言えば、圧力容器そのものが劣化し、いつ“破断”してもおかしくない状態なのです」

原子炉は常に炉心から放出される中性子が炉壁に当たっている。
このダメージが積もり積もって、圧力容器がどんどん脆くなっていくのだという。
「玄海原発1号機の原子炉は陶器のようなもので、簡単にひび割れ、破断してしまう。
もし現実になれば、炉心の燃料棒が吹っ飛ぶような大爆発を引き起こす可能性もあります」(井野氏)

98℃という温度は、そんな最悪のシナリオをリアルに予感させるものだという。
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/n_nuclear_power_plant_5__20110526_115/story/flash_20110526_1340/