日本での洋上風力、どの方式が主流になるのだろう。。。

重力式
ケーソンを基礎構造とするもので,基礎自身の変形は無視できるため,風車タワーの振動に与える影響は,陸上の
風車と同じである。波浪外力も,合田式や,Diffractionの計算により算定可能である。ただし,海底地盤が軟弱で
ある場合には,ケーソン設置による地盤沈下の可能性があり,特に不等沈下に対して注意が必要である。

モノパイル式
欧州の洋上風車の多くに用いられている形式で,陸上の風車のタワーを延長した形状となっている。そのため,タ
ワーの変形を無視できない。また,地盤の影響を受けやすいため,荷重計算の際には,タワー全長,地盤,ロータの
回転を考慮したモデルを使用する必要がある。
波浪荷重については,修正モリソン式が適用できる。

ジャケット式
モノパイルに比べて剛な基礎構造であり,地盤からの影響も受けにくい。しかし,荷重算出の際には,モノパイル
重力式 モノパイル式 ジャケット式と同様にタワー全長,地盤,ロータの回転を考慮したモデルを使用するのが好ましい。
また,波浪荷重については,ジャケットを構成する部材ごとに修正モリソン式で算出することになる

以上は「着底式洋上風車における海底地盤の影響」より引用
http://www.mhi.co.jp/products/pdf/wind_sonota_0511_01a.pdf