自治体水力、格安売電 東電に1都4県
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2012040290091728.html

 経産省によると、1都4県から東電への売電価格は1キロワット時で平均7・7円。
 これに対し、2011年度の競争入札による水力発電の取引価格は同10〜12円と、
1都4県の売却価格より2〜4円程度も高い。売電総額では約63億〜117億円も高く
売ることができた可能性がある。その分、住民の共有財産は減り、東電がもうかった計算だ。

 13の水力発電所を持つ神奈川県は「電気を安く売れば、消費者の電気料金も下がる」と
説明するが、東電の一般家庭向け電気料金を同社のホームページで試算すると、
1キロワット時23・8円と1都4県が東電に売った価格の3倍にはね上がっている。