資源超大国のアメリカもロシアも、そして中国・インドも原発推進。

米エネルギー長官 原発推進姿勢強調 2月16日 15時5分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120216/t10013065381000.html

アメリカのチュー・エネルギー長官は、アメリカで34年ぶりに新たな原子炉が建設されることになった
南部ジョージア州の原子力発電所を訪れ、オバマ政権として、引き続き原発を推進していく姿勢を強調しました。

チュー長官は15日、アメリカで34年ぶりに新たな原子炉が建設されることになった
「ボーグル原子力発電所」を訪れ、スピーチを行いました。

この中で、チュー長官は「原子力は、アメリカのエネルギー源の多様化という観点から重要な役割を担っており、
オバマ政権としては、アメリカの原子力産業をさらに飛躍させるべく支援していく」と述べて、
オバマ政権が引き続き原発を推進していく姿勢を強調しました。

そのうえで、次世代型の原子炉などの開発に、新たに
最大で1000万ドルの支援を実施していく方針を明らかにしました。

またチュー長官は、東京電力福島第一原子力発電所の事故にも言及し、
「原発の安全性を強化する重要性を改めて認識させてくれた」と述べました。
アメリカでは、1979年にスリーマイル島で起きた原発事故以降、新たな原発は建設されていませんでしたが、
アメリカ原子力規制委員会は、先週「ボーグル原子力発電所」の新たな原子炉の建設計画を承認したばかりで、
アメリカで、今後も原発の建設を目指す動きが続くのかどうか関心が集まっています。