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http://mainichi.jp/select/jiken/graph/1year20120304/
 放射性物質に汚染された作物を食べると内部被ばくの危険がある。福島県南相馬市では昨年7月から、
住民を対象に内部被ばくを測定するホールボディーカウンター(WBC)検査を実施。受検者は既に1万人を超えた。
 東京大医科学研究所によると、住民への聞き取り調査では、家庭菜園や路上で販売している果物を頻繁に
食べる人ほど、内部被ばく量が高い傾向が見られたという。坪倉正治医師は「86年のチェルノブイリ原発事故では
10年後に周辺住民の内部被ばく量が増大した。時間が経過して検査が甘くなったことが原因だ。
一度きりではなく、定期的にWBCで検査する必要がある。それと同時に、汚染された食品がどのような
経路で食べられたか調査が必要だ」と指摘する。

 国立医薬品食品衛生研究所は昨年9月と11月の2回、宮城、福島、東京の3都県の平均的な食事に含まれる
放射性物質の量を測定した。

調査を担当した松田りえ子食品部長は「山菜など自生している植物は管理し切れていないため注意が必要だ。
極端な内部被ばくを防ぐため、同じ食材を食べ続けないようにしてほしい」と話す。