北海道開発局職員、無断で国有地売却 詐欺容疑で告発

北海道開発局は28日、
開発建設部専門官だった男性職員(56)が国有地を勝手に売り払っていたなどとして、27日付で懲戒免職にしたと発表した。
売却先から代金として五十数万円を受け取っていたといい、開発局は詐欺容疑などで道警に告発した。

開発局によると、この職員は2008年12月、
帯広市内にある公務員宿舎跡地の一部の国有地約28平方メートルを、隣接地の所有者2人に売る契約書を勝手に作成。
2人から五十数万円を受け取り、10年3月に所有権移転登記もしていたという。