>日本原子力研究開発機構の原子炉安全性研究炉施設


原子炉施設で火災=吸音材に溶接火花、けが人なし―茨城
時事通信 12月20日(火)12時51分配信

20日午前9時半ごろ、
茨城県東海村の日本原子力研究開発機構の原子炉安全性研究炉施設(NSRR)で「原子炉建屋の天井部分から焦げ臭いにおいがする」と119番があった。
地元消防が出動し、約2時間後に鎮火。
同機構によると、けが人はなく、作業員の被ばくや放射性物質による周囲への影響もないという。
同機構によると、原子炉建屋で作業員が屋根のふき替え工事をしていたところ、溶接の火花が天井裏のガラス繊維でできた吸音材に着火。
敷いてあった吸音材の約3分の1にあたる110平方メートルが焼けた。
以前溶接した箇所が腐食して穴が開いており、そこから火花が落ちた可能性があるという。