今更、航空機に「バイオ燃料」は遅すぎる。

技術的には水から造った「純水素燃料」が可能なんだから、
遺伝子組み換え等「奇形作物」の処分場に、一般のエンジンを使うべきでは無い。


全日空、バイオ燃料で太平洋横断フライト 2020年実用化目指す
産経新聞 4月17日(火)17時7分配信

全日本空輸は17日、米ボーイングの最新鋭中型機「787」に食用油を主体としたバイオ燃料を混合し、米国−日本間を飛行すると発表した。
欧州連合(EU)は航空機の温室効果ガス排出規制の導入を決めており、全日空はバイオ燃料について2020年までの実用化を目指す。

[写真で見る]知っていた?機体の約35%を日本企業が手がけている!

バイオ燃料による飛行は、ボーイングから7号機目の787を受領する際に実施され、16日夜(現地時間)に米ワシントン州エバレットを出発し、17日深夜に羽田に到着。
石油由来のジェット燃料にバイオ燃料を15%混合することで、燃費効率の高い787と合わせた二酸化炭素CO2の削減量は、中型機「B767」と比べて約30%減となる。

このほか、全日空は11年9月、
ベンチャー企業のユーグレナ(東京都文京区)に出資、ミドリムシから抽出したバイオ燃料の研究を支援しており、CO2排出量を20年度に05年度比で20%削減する目標を掲げる。

バイオ燃料は従来の航空燃料に比べて生産規模が少なく、ジェット燃料の3〜5倍と高額で、一部の航空会社しか積極的に採用していなかった。

しかし、ボーイング、欧州のエアバス、ブラジルのエンブラエルの航空機大手3社が3月下旬、バイオ燃料に関する開発協力を発表するなど、潮目が変わってきている。