■原発を廃止したらエネルギー不足
嘘。日本の火力発電所は5割余っているのが現状。
例えば「数表でみる東京電力」の発電電力量及び発電設備出力(2009年)のデータから、
東電管轄の火力発電所の設備利用率は48.2%
仮に原子力で発電した分をすべて賄ったとしても72.4%であることが判明する。
火力発電所のメンテに要する期間は1年に1〜2ヶ月だから、火力で十分間に合う訳である。
ちなみに計画停電と節電の正体は原発が必要だと洗脳するためのおどしであった。
■化石燃料は将来枯渇する
有限である根拠は無い。化石燃料は常に地中で作られ続けているとも言われる。
後○○年で無くなる、は1930年代から言われ続けて来たデタラメ有限説。確認埋蔵量と混同している。
一方でウランの埋蔵量は石油と比べても数分の1、石炭に比べれば100分の1しかなく、枯渇は目に見えている。
■原発は安い
デタラメ。確かに電事連は1Kw当たり発電単価は、原子力が5.3円、火力が6.3円、水力が11.9円(2004)と発表。
しかしこれはあくまでモデル計算であり、前提条件で”都合よく”操作できる。
※揚水発電やその他政府からの補助金など、”切り捨てられた要素”を吟味すれば
原子力+揚水12.23円、原子力10.68円、火力9.9円、一般水力3.98円
となる。(立命館大学 大島堅一教授 氏の試算)
※すぐに停止ができない原発が、夜間に発電した分を蓄えておくためのバッテリー的水力発電。余った電気で水を汲み上げ、必要な時に水を落として発電する。
元々あった電気の3割が失われる上に電気開発促進税という名目で1家庭につき毎月100円程徴収し、費用に当てられている。
2010度の総額3500億円。
■原発はエコ
二酸化炭素が地球温暖化の原因であるのは全くの嘘。二酸化炭素は人間を含めた生命環境に必須の物質である。
それ以上に管理に100万年かかる使用済み核燃料を生み続けている事の方が害悪である。
ちなみに原発もウラン採掘・加工や使用済み核燃料処理で二酸化炭素を排出しているので、あしからず。
二酸化炭素を排出するという理由で途上国に必要なインフラが整備されない現状も見過ごせない。