中国で太陽光発電の設置量が急増、2011年に1.8GWで日米越えか
http://www.nikkei.com/tech/ecology/article/g=96958A9C93819499E2EBE2E29C8DE2EBE3E3E0E2E3E3E2E2E2E2E2E2

ここまでメガソーラー計画が増えたのは、中国でも固定価格買い取り制度(FIT)が軌道にのってきたこと、そしてシス
テム価格が急落しているためである。具体的には、2011年のPVによる発電分のFITによる買い取り価格は、1.15中国
元/kWh(日本円で14.1円/kWh)。この価格が決まった当初は、「『価格が低すぎる』という声が業者からあったが、PVシ
ステムの低価格化が急速に進み、安定的に利益が出るようになってきた」(Solarbuzz)。2012年のFITの買い取り価格
は、1.0中国元/kWhに引き下げられるという。

 また、PVシステム導入時の補助金も強力な後押しになった。例えば、「Golden Sun(金太陽)」プロジェクトと呼ばれる
助成制度では、定格1W当たり8〜12中国元(日本円で98〜147円)の助成を受けられる。つまり、PVシステムの価格の
50〜70%を補助金で賄えるという。