地下10〜15km弱に、M9の大地震の震源となるプレート境界面のある浜岡原発は、
少なくとも中部電力自身が認めた4本の活断層をまたいで建っている。
目の前の海には、数百キロに及ぶ大断層が走り、
近くには、浜岡と繋がっているとも言われる富士川河口断層帯もある。
中央構造線もある。
中央構造線を中心にしているかのように、日本列島がうごめき続けていることは知っているだろう。

分かるか?
分からないなら、ガラスのテーブル(フィリピン海プレート)の上に、5つの積み木を並べて(活断層の代わり)、その上に積み木の境界をまたいで
1〜5号の代わりになる小さなブロック(原発施設)を載せ、間に細いストロー(施設間を繋ぐ配管)を置いて繋げて置き
テーブルの下から叩いてみろ。

それを、5つの積み木ではなく、1枚板を載せた場合とで、1〜5号機の動きがどう違うか見るんだ。
恐ろしさが端的に分かる筈。
あと、浜岡原発は地震で隆起して傾くからな。水平なまま上昇する訳じゃないぞ。
それから津波代わりに、横から何度も水をかけてみろ。どうなるか。
ああ津波は、浜岡原発の場合は、両側の川からも回り込むから3方から来るんだぜ。何度もな。

中部電力さんが、浜岡原発の敷地内には活断層が4本だけと言っているが、
あそこは断層が集中しているから、「活」断層ではない断層は他に沢山あると言うこと。

因みに、あの阪神淡路の大震災で惨事を起こした断層は「活」断層ではない方だからな。
だから神戸の人は、自分の所であんな大地震が起こるなんて思っていなかった。
活断層かそうでない断層かなんて、実際は分からないんだよ。
ただ確かなのは、そこの地盤には、地震が起こるとどう動くか分からない切れ目が沢山ある
ということだけだ。