冷温停止は内部の熱量が下がり1気圧でも水の液体を保てる状態で、圧力容器の蓋を取れることを意味する。
はじめは圧力をかけて高温でも液体にしているが、冷却を進め1気圧でも液体の温度になったら冷温停止。
でも今回は圧力容器が破壊されて内部ははじめから1気圧なので冷温停止という言葉に意味はない。
また高圧の状態で圧力を抜くベントをすると、容器内の圧力が減り激しく沸騰して放射性物質が飛沫になって拡散する。
圧力鍋の高温状態で調節重りを取り去ると内部で沸騰し吹き出し始める。これがベントで、気化熱により温度が下がり即時冷温停止するが放射性の蒸気が飛散する。
それに、かなり勘違いが多いが、ベントをしたから汚染された。
爆発そのものは汚染とはあまり関係がない。(汚染水を作ったり建屋の破壊で修復が困難になったが)
津波前の地震で津波到来前に配管は破壊されて圧力が抜け、一時ベントと同じ状態であった。