米GE イメルトCEO 原発“見切り”発言の衝撃度 
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDD0607I_W2A800C1000000/

米ゼネラル・エレクトリック(GE)最高経営責任者(CEO)、ジェフ・イメルト氏の原子力発電に
対する発言が話題になっている。東京電力福島第1原子力発電所の事故をきっかけに原発の
コスト上昇が見込まれる一方、多くの国が地中深くの岩盤から採取する新型天然ガス「シェールガス」や
風力に発電用エネルギー源をシフトすると予見。原発は「(経済的に)正当化するのが非常に難しい」と
英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)のインタビュー(7月30日付記事)で語った。2011年9月に独シーメンス社長、
ペーター・レッシャー氏が独誌シュピーゲルのインタビューで表明した「原発事業撤退」に続く
米欧電機大手トップの衝撃発言。「選択と集中」の本家ともいえるGEの“変わり身の早さ”は、
原発事業のパートナーである日立製作所をはじめ日本勢の経営戦略にも影響を与えずにはいられない。