橋下知事「従う必要ない」 関電の15%節電要請
http://www.asahi.com/kansai/sumai/news/OSK201106100041.html

2府5県でつくる関西広域連合は、6月22日〜9月23日を対象として家庭やオフィス向けに5〜10%の節電を呼びかけていた。
大阪府の橋下徹知事は10日、報道陣に「これまで関西電力に(節電計画の作成に向けた)協力を求めてきたが、応じてこなかった。
府としては15%節電に従う必要がないと思っている」と批判。関電の八木誠社長に対し、13日に知事との公開討論に応じるよう
要求したことを明らかにした。

 広域連合長の井戸敏三・兵庫県知事は10日、取材に対し「関西電力のいう電力のピークカットの中身をきちんと確認しないといけないが、
広域連合としては既に決めた10%の節電を府県民に呼びかけることを着実に進める。結果として関電の節電目標に協力することになる」と
語った。

 滋賀県の嘉田由紀子知事も「需給が逼迫(ひっぱく)する真夏に一層の節電対策を行いたい。関西電力には、震災からの復興を支える
経済産業活動にできる限り支障が及ばないよう、電力供給の運用に配慮してほしい」などとするコメントを出した。