今回の事故でわかったことは、むしろ余計な壁は事故が起こった後の処理を阻害するということだな。
極端な話、むしろ建屋も格納容器も無かった方が流出放射性物質の最終的な量は少なくて済んだかも知れない。
漏れた水素が片っ端から拡散するから水素爆発は起こらなかっただろうし、圧力容器が露天剥き出しなら、
たとえ燃料が圧力容器の底から下に落ちて大量の水蒸気が発生したとしても、それが爆発という形で
燃料を爆散させることはない。
既存原子炉は建屋も格納容器も取っ払って、下にプールを備えた、露天圧力容器型に改装すべし。
配管も何もかも剥き出しにしておけば、破損が起こっても、すぐに目視確認できる。