俺が言ってるのは発電事業者→小売事業者の話ね。
発送電分離した場合、当然こういう市場が拡大するだろ。

電力会社が発電所を持ってる現行制度なら、
発電会社が高ければ、発電会社から買わずに自前で発電すれば良いだけの話なので、
電力会社は発電業者に対して価格交渉力を持っている。

ところが発送電分離をしてしまうと、
送配電会社は安定供給を確保するために、
どんなに高値でも発電会社から電力を買わざるを得なくなる。

発電会社はわざと需要不足を作り出して価格を釣り上げることだって可能になる。
価格の安い水力や石炭火力は、新規立地が難しいので必然的に寡占状態なるだろうし、
発電業者側に有利になるんじゃないかという理屈。