>>609-615の太陽光+水素関連の議論の件

基本的に>>614氏に同意。
今のところ水素生産はコスト的にもエネルギー効率的にもパフォーマンスが悪すぎる。
とりあえず、以下の順番で考えるべきだろうと思う。

1.まず、太陽光発電は、昼の電力のピークに当たる時間に発電するのだから、
当面は「そのまま使う&売電する」が設置者としても他の需要者にしても最も都合がよい。
2009年末の導入量は262万Kwらしいが、これが10倍・20倍になるまでは、それで十分だと思う。

2.次に導入量が増えてきて晴天時の日中の太陽光発電量が多すぎて支障をきたす状態に
なったときには、(水素製造より効率が高い)蓄電池あるいは揚水を行って、当日の夕刻以降に
電力供給をシフトする必要が出てくる。

3.それでも余るようになったときに初めて天気が悪い日に使うために貯蔵できる気体・液体エネルギーへの
変換を行うようにする。

…無論、2、の段階で気体・液体エネルギー製造が蓄電より効率が良くなれば、そっちへ向かったほうがよいだろう。
また、あえて気体・液体エネルギー製造と書いたが、水素より効率的な生産物があれば水素に拘らずにそっちの
生産にシフトしていくべきだろうね。