浜岡は停止して温度を下げようとしている。これは最悪の時の被害を小さくする可能性を上げるために良いことだ。
しかし、あの最悪の場所には、恐ろしい数の核燃料がそのまま残されている。

東海地震説が知られる前に建てられ、東海地震を想定していないために、耐震強度が現行ではなく、
起こした大事故のため、早期に廃炉となっていたために、現行の耐震基準の対象外の
1号機2号機の燃料プールには、1200本以上もの使用済み核燃料棒がある。
この施設が、廃炉後、これまで本当に事故がなかったかどうかは怪しい。

BWRの3号機の燃料プールには、2000本以上もの使用済核燃料棒がある。

4号機の原子炉建屋の最上階には、恐ろしいMOX燃料がある。
軟弱地盤で断層群の上、東海地震の震央に建つ原子炉の真上にこれがあるのだ。
そしてここの燃料プールには、やはり2000本以上もの使用済核燃料棒がある。
最上階のMOX燃料とは別にだ。