行動は起こしてないがネットで調べることぐらいは10秒でできるな

雷の電気のもとは、上昇気流により上っていく氷の粒と、重くなって落ちていくあられが接触し、その摩擦で発生した静電気だといわれています。
一回の落雷で起きるエネルギーの量は、電圧が二百万ボルトから二億ボルト、電流が一千アンペアから二十万アンペアだそうです。
瞬間的には非常に大きいのですが、時間が短いため、発生する電力量は、十キロワット時から五百キロワット時で、一軒の家が二日から百日程度で消費する電力量です。
この数字は意外に小さい値で、日本で発生する雷を全部集めても、全国の消費電力の千分の一にしかならないという試算があります。
雷は分散して発生します。日本中のあらゆるところに避雷針を建て、そこから集電することが必要になるので、「雷発電」は現実的ではないとされています。