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そういう事だと思います。

経済や生活と言った現在の状態を維持する事や、今後も向上を望むことを第一に思うと
原子力が無くては困るのが現実と言う事を認めざるを得ないのです。

しかし原発は大きな問題を抱えたまま進められていることも事実として考えなければな
らない。

なぜ、このような心配だらけの原発なのか。それはウラン原発として世界独占のかたちで
半世紀を担ってきたからと考えます。

競争原理を導入すべきです。
1.原発の画期的で安全な設置方法のコンペをノルマ化する。(地下100m等)
2.ウラン以外の原子の利用開発のを義務付けし、燃料の競合を図る。
3.運用全体のロボット化を義務付けて、事故処理も含めて無人管理を実現させる。

また、危険の伴わないエネルギーが望まれるが、これはとんでもないエゴだと気づかなければいけないと思います。
冷静に考えると主要エネルギーで犠牲者がどれだけ出ているか、石炭は群を抜いて多数の犠牲者を出しているでしょう。
私たちの中に、エネルギー産地での事故はどうでもいい、消費地が被害をこうむるのは御免だ。と言った無意識の観念
があるのではないですか。

主要エネルギー生産を含めて考えると、原発は現状で一番犠牲者が少ないエネルギーかも知れません。
でも、ここでもウラン採掘、精錬から始まっている訳ですから、受益者としてだけの立場で原発事故だけに集中して主張
すると採掘現場がおきざりにされます。

結論は生産から廃棄物処理まで、トータルでのより良きベースエネルギーと補完エネルギーをどう位置づけるかです。