二酸化炭素は植物が成長するのに必要な栄養源です、成長期の状態の植物を増やすことによって自然に取り込まれていきます
対して放射性廃棄物は何もうみだしません(食べても大丈夫と言っているどこかの教授の体は知りませんが)
それを一処に扱うということがまったく話になりません

大深度地層処分にエネルギーは使わないのですか?都合のいい限定条件だけでCO2排出量で論議されても困ります
そもそも「原子力vs火力」の話ではありませんし、「核廃棄物を出す発電vs核廃棄物を出さない発電」でなければなりません」
当然、時間軸が将来に向かうに連れて「核廃棄物を出さない発電」のCO2排出は減っていきます

発電出力100万キロワットタイプの原子力発電所の場合70t/secの海水を7度上げています
それも一度稼動したら24時間絶え間なくです
海水は温度が上がることによってその内に吸収しているCO2を排出してしまいます
海洋の深層海流に影響を及ぼすことは必至でしょう
ちなみに利根川は平均149t/sec、四万十川は平均112t/secの流量をもちます

いいですか?原発推進論者がCO2排出問題を持ち出すことは薮蛇だと知っておいて下さい
もう原子力発電の命運は尽きたのです、擁護する前に

・いかに起こってしまった事故を収束するか
・いかに放射能汚染された土地、海洋、大気を除染するか
・いかに今ある原発を安全に停止するか
・いかに貯めこんでしまった核廃棄物を安全に処分するか

をよく考えてみて下さい