安全委が専門家の現地派遣行わず 防災計画、不履行

 東京電力福島第1原発事故で、原子力安全委員会(班目春樹委員長)が、原発事故に対処する国の防災
基本計画で定められた「緊急技術助言組織(委員計45人)」の専門家の現地派遣をしていないことが1
6日明らかになった。また緊急助言組織は事故があれば「直ちに招集」されることになっているが、一部
しか集められていなかった。

 緊急助言組織の委員の間では「助言できるのに、呼ばれない」「招集の連絡がない」と戸惑う声があり、
政府・与党内からも批判が出ている。
http://www.47news.jp/CN/201104/CN2011041601000718.html