WSJ:当局への不信が国民にみられる。東電の責任問題、情報公開問題はどうか?

米倉氏:一生懸命やっている。考えられていないが、東電自体が被災者だ。
従業員が津波に流され、機器も津波に流されているところがある。そういったなかで一生懸命努力をしている。
政府としては、東電が最大限努力しやすいような環境を作るべきだと思っている。
いろいろ見ていると、政府の内部で考え方が食い違ったりしており、非常に憂慮している。

WSJ:東電は甘かった?

米倉氏:甘かったということは絶対にない。
要するにあれは国の安全基準というのがあって、それに基づき設計されているはずだ。
恐らく、それよりも何十倍の安全ファクターを入れてやっている。東電は全然、甘くはない。
http://jp.wsj.com/Japan/Companies/node_217459