汚染水放出は「国際犯罪」 チェルノブイリ関係者らが批判
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110411/erp11041122330008-n1.htm
出席者らは、汚染水の放出がロンドン条約(廃棄物などの投棄による海洋汚染の防止条約)に抵触すると主張。
「日本は汚染水に含まれる物質を明らかにせず、その影響に関する科学的予測もなく放出した」
「汚染水は石油ターミナルなどに貯蔵して処理することもできるはずだ」などと述べた。

 ロシアは日本の支援で建造された放射能汚染水の海上処理施設「すずらん」を福島に送る考えも示しており、
出席者からは「日本は迅速に(受け入れの)決定をするべきだ」との声も上がった。

 オストレツォフ氏は産経新聞の取材に「まずは放射能汚染を局地化するための“障壁”設置を急ぐべきであり、
それを石棺で原発を覆うための第1段階と位置づけるべきだ」と指摘。
「状況は日本人が考えている以上に深刻だ。
少なくとも北東アジア全体にかかわる国際問題として受け止めてほしい」と話した。