田中サンの話では ドイツは自然エネルギーを進めて、27万人の雇用を生み出している。
それと、炭素税を導入したんです。その税の使い道は自然エネルギーだけではなくて、
圧倒的に企業が負担していた年金の半額部分。そこに助成金として配ったんだよ。
アルバイトは雇っていても助成金がとれないけれど、正社員ならばとれる。

そしたら企業はみんな正社員に切り替えちゃった。それで25万人の雇用が増えたわけ。
ドイツは日本の3分の2の人口だから日本の数字に直すと、トヨタ自動車グループの
3倍分である78万人の雇用が増えているんですよ。
 
だから、政策によって従来のものと切り替えていけば、自然エネルギーは規模も小さいから
雇用者数も増えるんです。にも関わらず、コストは安いんです。