まず太陽光に偏りすぎた論調そのものが電力会社の策略としか思えない、
コスト高、低効率、日照時間の問題、科学者の予測でも将来的な
割合は世界全体で10%程度だがこの中には赤道直下で広大な平地がある
エジプトみたいな国も含まれてる訳だから、斜面の多い日本なんて
精々5%前後がいいところだろう。

国のエネルギー計画を立てるのに今後のイノベーションや技術革新を織り込むような
のは馬鹿げてる。それと太陽光は輸入する必要がないが、原料のシリコンは石油同様
資源価格の高騰が今後避けられないだろう。
基本的に現時点で確立された技術、確かな根拠があるのは地熱発電だけだ。
これだけで原発分がまかなえる。温泉街は時間が掛かるが国立公園なら原発を無くすという
ことなら問題は景観だけだがこれは止むを無いとしてまず3年で10%、温泉地の問題も原則
色んな形で保障して全て10年以内に適地は全て地熱発電所を建設すれば30%までは確実に
賄える。この間技術革新などで効率があがればそれ以上もありえるだろう。

次にガスコージェネ(燃料電池、マイクロガスタービン、ガスエンジン)で
廃熱利用も含めると85%とい高効率が現時点で可能、太陽光よりこちらの
普及に政府は補助金を注力すべきだ。原油よりはまだ埋蔵量も多い、
メタンハイドレードの実用化が可能な場合、これが普及していたら有利になる。
分散型の方が、今回のような災害時に強い、CO2の排出量が格段に少ない、

次に送電網の見直し、まず今回の問題で各電力会社の相互の送電容量が小さく、非効率なことがわかったのだから
送電網は一旦全ての電力会社から切り離して、公社化し日本全体で需給調整できるように
替えるべきだ。

最後に蓄電はNas電池が将来的にコストダウンが見込めるのでこれ10年単位で推し進めるのがいい、
蓄電が確立されて、初めて風力や、太陽光などの不安定な再生エネルギーがある程度ベース電力として
活用できる。今はコストも技術も発展途上の再生エネルギーをどれと絞って国が投資を集中させるのはナンセンスだが
何が勝ち残っても蓄電との組あわせが必要なのは間違いないのだからFITなど他の国にやらせておけばいい
補助金をつけるなら蓄電のに大きくつけて開発競争を加速させるべきだ。