福島第一原発の作業員、100ミリシーベルト超え始める
2011年3月19日2時30分

 福島第一原発で復旧作業に当たっている作業員の被曝(ひばく)線量が100ミリシーベルトを超え始めた。東京電力が19日未明、会見で明らかにした。
福島第一原発には、18日朝の段階で東電や協力企業の作業員ら279人がいる。体につけた線量計が80ミリシーベルトになるとアラームが鳴り、
作業を中断していたが、「100ミリシーベルト近くになる作業員が増えてしまい、一部で超えるケースが出始めた」という。

厚生労働省と経済産業省は15日、福島第一原発で緊急作業にあたる作業員の被曝線量の上限を100ミリシーベルトから250ミリシーベルトに引き上げている。
http://www.asahi.com/national/update/0319/TKY201103180636.html