>>790
一度臨界に達すると核分裂が続き高熱熱が出るよね。制御棒を入れて緊急停止させたとしても高熱は出続けるんだ。
熱量は通常時でも発電量の2倍以上出力していて海水で原子炉を冷却するんだけど海に戻す時には7度も高くなっているよ。
だからある人は発電所とは云わず海水温上昇装置などど揶揄してるね。
揚水発電って聞いた事あるかな。多くの人は夜になると寝てしまうから電気は使わないよね。
でも原発は都合に合わせて止められないからエネルギーを捨てる為に揚水発電を使ってるんだよ。
バカみたいな話だよね。それを1年間以上続けてある程度温度を下げます。でもこれで終わりじゃない。
使用済みとなった燃料も更に冷やさなければならないんだ。その期間は30年くらいかな。長い時間だよね。
それでもまだ終わらない。使用済みの燃料は処理しなければ危険だよね。
でもね、実はその技術が未だに見つかってないんだ。それで仕方が無いのでまぐろで有名な青森の大間って云う所に
補助金をたくさん渡して地下深くに保管するように頼んだんだね。もちろん漁師さんは大反対したそうだよ。
それで地下は湿気が多いから鉄は直ぐに錆びてしまうよね。
だからガラスの容器に入れるような工夫はしてるんだけどプルトニウムは24000年後にやっと半分の
放射線量になるだけなので、まあ約10万年くらい先まで監視しなければならないんだよ。
ちょっと話が長くなったけど冷やすだけでも相当な時間が必要なんだって云う事は理解してくれたかな。