連鎖反応が臨界反応のことを指しているのかあやふやなんだけど、
とりあえず、燃料棒がでろーっと溶けてしまい、燃料が圧力容器の底に溜まって再臨界する、
という、可能なかぎり避けたいシナリオのために、ホウ酸が注入されてる。
燃料がどさっと固まった場合は、再臨界そのものを防ぐことは出来ないが、
燃料棒にひっかかる形で散在している段階なら極めて効果的だし、
仮に再臨界を起こして小規模な水蒸気爆発を起こした場合、再度再臨界を起こすのを十分に防げる。

そもそも、スクラムに成功している時点で、崩壊熱をどう取り除くかだけを考えていればいいんだよ。
取り除くべき熱量を、投入した冷却水の量だけから評価しているおバカさんがちらほら居るが、
復水系が死んでいる上、内部は高圧が保たれているので、そう簡単な話ではない。
さらにいうと、投入している冷却水の大半は圧力容器へと効果的に働いていないと見るのが、当たり前だ。

>>450
諸元は知らないけれど、復水系がすでに死んでるのは確か