走査線625本・25fpsのテレビは走査線525本・30fpsの
テレビが元になっている。
ドイツが敗戦。アメリカ軍の持ち込んだテレビが、
当時の技術では50Hz電源で30fpsのままノイズが出てしまう為、
当然25fpsにするのだが、水平同期周波数を同じにしたほうが改造が
簡単な為、525本×30fps=15750Hzに近い625本×25fps=15625Hzが採用された。
ドイツでは当時441本×25fpsのテレビを開発していて、
日本も441本×25fps開発していたから、もしかすると
441本×25fps方式のテレビが普及していた可能性もある。
他にイギリスの405本×25fpsやフランスの819本×25fpsは1980年代前半までは
使われていた。