ギアによる増速も無いわけではない。
東海道新幹線は60Hzで設計されていたのだが、富士川以東の電源供給は50
Hzである。そこで50Hzの電力でモーターを回しギアで増速し発電機で60Hz
の電力を得ていた。
新幹線開業当時では他に信頼性の高い手法はなかったのであろう。この設備は
3ヵ所設置されてかなり近頃まで使用されていたように聞いている。
現在はFCと同じ手法でAC50HzをDCを経てAC60Hzに変換している。