東電の原発点検漏れ、3か所171機器に
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110228-OYT1T00904.htm

.東京電力は28日、福島県の福島第1原子力発電所など3原発でポンプや弁など
計171機器の点検漏れがあったと発表した。

 昨年末から2月末までの調査で判明したもので、主な原因は、点検計画表の記載ミスや職員の確認不足。
最長で11年間点検していない機器があったが、機器の安全性に問題ないという。
東電は、経済産業省原子力安全・保安院にチェック態勢強化などの再発防止策と共に最終報告の形で報告した。

 点検漏れが見つかったのは、新潟県の柏崎刈羽原発で117機器、福島第1が33機器、福島第2原発が21機器。
このほか点検時期を過ぎてから、点検作業を実施した機器が、柏崎刈羽原発で計258機器あった。

 点検漏れは、松江市の中国電力島根原発、静岡県の中部電力浜岡原発で判明している。

(2011年2月28日19時46分 読売新聞)