所長「私もバッグもらった」 川掃除現金着服問題で
2010年11月4日

大阪市環境局河川事務所(同市西区)の職員約20人が、河川の清掃作業中に拾った現金を着服したとされる問題で、平松邦夫市長は4日、緊急記者会見を開き、
「市民の信頼を著しく損ない、深くおわびする。悪質極まりなく決して許されない。警察の力も借りて解明していく」と述べた。

平松市長によると、9月24日に市議から「内部告発がある」と市長と環境局長が相談を受け、調査に着手したという。

一方、同事務所の増田健治所長によると、職員が拾ったかばんなどを洗って干し、再利用していたという。
増田所長は「ごみだからいいと思った。自分もかばんとゴルフバッグをもらって使っていた。認識が甘かった」と語った。