汚水槽殺人、無期懲役求刑=状況証拠の認定争点―裁判員裁判・大津地裁
時事通信 11月22日(月)15時9分配信

滋賀県米原市で交際相手の小川典子さん=当時(28)=を汚水タンクに落とし殺害したとして、
殺人罪に問われた会社員森田繁成被告(41)
の裁判員裁判が22日、大津地裁(坪井祐子裁判長)であり、検察側は論告で無期懲役を求刑した。判決は来月2日に言い渡される。
事件は森田被告と小川さん殺害を結ぶ直接証拠がなく、事件直前に小川さんと会った被告の行動や、被告の車に残った小川さんの血痕などの評価が最大の争点。
被告は起訴内容を否認しており、裁判員は対立する主張から、有罪か無罪かの認定を迫られる。