>>84
資本主義は競争があるから生産が上昇し、過剰になってもそれが止まらない。
共産主義は競争がないから働かなくても同じ給料。それなら働かない方が有利なので
生産が不足する。
その中間程度にできたら良いと思うんだけど。

たとえばリサイクルというのは資本主義原理ではなかなか難しい。バージン資源の
ほうが安いのでコスト競争に負けるから。しかし、リサイクル資源のコストは、収拾、
分別などの人件費が多いことであり、公共事業として行えば、雇用が増え、底辺への
富の分配が可能になる。また人件費は国内向けの金なのでお金が減らない。
資源・エネルギー輸入は、外国へお金を支払うので(正確には外貨が消耗し、
円安になり輸入力が低下する)不経済になる。リサイクル資源は輸入量を減らすから
経済的になる。(リサイクルには、やることでかえってエネルギー消費を増やすケースも
あるから一概には言えないが)

従来、コストダウンが重視されてきたが、それは機械化の推進や、新興国商品の
輸入などに頼っている。それは輸入量を増やし経済の消耗を意味する。コストが
高くても、国内人件費を増やした方がトータルとしては経済的であると思うのだが。