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<ウィキリークス>サウジ、エジプト 「核開発」米に警告
毎日新聞 12月3日(金)11時37分配信【カイロ支局】

内部告発ウェブサイト「ウィキリークス」が暴露した米外交公電で、
イランが核兵器開発に成功した場合について、サウジアラビアとエジプトの両国首脳が自国も核開発に着手する可能性があることを米国に警告していたことが分かった。
シーア派国家イランの核保有をきっかけに、サウジ、エジプト両国など対立するイスラム教スンニ派の中東各国による「核ドミノ現象」が懸念されており、裏付けられた形だ。

今年2月のリヤド発公電によると、
サウジのアブドラ国王は、イランが核兵器開発に成功した場合には自国を含む地域のすべての国が同じ行動を取ることになると、ジョーンズ米大統領補佐官(当時)に述べた。

また08年5月のカイロ発の公電では、
エジプトのムバラク大統領は、米下院議員との会談の中でイランが核兵器開発能力を整えた場合の対処を尋ねられ、独自の核兵器開発計画を始める事態を強いられるかもしれないと話していた。