CO2削減 2
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0009名無電力14001
2010/02/12(金) 19:17:5910月30日17時1分配信 毎日新聞
◇反対派を説得できず
上関町で原子力発電所建設計画を進める中国電力は29日、海域の作業区域を示す灯浮標(ブイ)7基を設置し、ブイの設置作業を完了した。
2基を設置して埋め立て工事に着手した今月7日と同様、阻止行動が続く平生町の田名埠頭(ふとう)とは別の港から積み出した。
反対派を説得できないまま埋め立て工事を本格化させることになった。【近藤聡司】
ブイは海面上の高さ3・5メートルで、夜間に点灯、航行する船に注意を促す。
原子炉を設置する海岸など3カ所を埋め立てるため、それぞれの沖合約500メートルに3基ずつ設置した。
中電によると、29日午前6時過ぎに作業を始め、約30分で7基を設置し終えた。中電は「埋め立ての工程が遅れ、安全な方法を選んだ」と説明した。
埋め立て工事は、着手した7日から3年以内に完了させる規定。今後は、埋め立て予定地で掘削や地盤強化をし、土砂の搬入へと進む。
中電は埋め立て工事中に作業区域内で、上関町祝島の漁民らが妨害行動をしないよう求める仮処分を山口地裁岩国支部に申し立てている。
一方、中電の社員は反対派の阻止行動が続く田名埠頭に工事着手の7日以降、一度も姿を見せず、交渉もしなかった。
中電は「原発計画に理解を得る活動は(埋め立ての)3年間かけてやっていく」と話した。
「原発いらん!山口ネットワーク」の武重登美子代表は「中電は『安全に工事した』と強調するが、県に工事の条件は『安全と住民の同意』と言われているはずだ。同意を得る努力は全くしていない」と憤った。
「上関原発を建てさせない祝島島民の会」の山戸貞夫代表は「暗いうちに祝島の目の前で、だまし討ちのように作業をやった。中電の姿勢は何も変わっていない」と批判した。
〔山口東版〕10月30日朝刊
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