直嶋経済産業大臣の閣議後記者会見の概要 12月11日
http://www.meti.go.jp/speeches/data_ed/ed091211j.html

A: 成長戦略でどういう扱いをしているかというのは、ちょっとここで申し上げるのは
差し控えたいと思っていますが、ただ私がずっと申し上げてきまして、基本的にその方向に沿って
まとめさせていただきましたのは、一つはアジアの成長をしっかり取り込んでいくということ、
それから二つ目がいまおっしゃったこととかかわるのですが、地球温暖化対策をチャンスと捉えて、
新しい産業の創造につなげていきたいということがあります。それから、3点目は成長の成果を
国民一人一人が実感できるようなそういう戦略にしたい。この3点を基本的な視点にして
申し上げてきました。従って、そういうことから申し上げますと、低炭素社会づくりといいますか、
地球温暖化対策を機に、日本としての一つの新しい戦略産業に育てていきたいと思っています。
例えば技術開発でありますとか、さまざまな制度設計等については、できるだけ前倒しをして
対応できるようにしたいと思っています。
 それから、そういうことを実行していく上で、当然今ご指摘にあったようなことも生じてくる
ということは考えられますが、先ほど申し上げたように、これは世界全体取り組んでいくという
話ですから、全体的に日本の経済全体にとってプラスになっていくというポテンシャルそのものは
すごく大きなものを持っているというように判断をいたしております。