知らない人のためにおっちゃんが教えてあげよう。放射線管理区域でこっそり線量計
外して作業して、被曝したとするだろ。管理区域から出る時、人一人しか入れない
ゲート(両側に扉がある)に入って線量チェックを受けるんだけど、これに引っかかる
と扉が開かないから出られない。で、放管員が飛んできて、シャワーに連行されて
素っ裸で隅々まで徹底的に洗われる。その後ホールボディーカウンターで再度線量
チェック。もし内部被曝してたら、洗浄では落ちないからこのホールボディーで引っ
かかる。その先はよく知らんけど、多分そのまま入院。データはリアルタイムで自治体
の労働監督署にも送られてるから隠蔽はムリ。
本人はもちろん、その会社も二度と入場できなくなることは間違いない。

まあ、あれだ。被曝線量をごまかして作業したいっていう動機は作業者にも会社にもある
わけで、40年以上の歴史の中では色々考える奴がいたわけさ。で、今のシステムってのは
そういうのを許さないように設計されてる。素人がちょっと考えて思いつくようなことは、
既に誰かが考えてると判断するのが常識的だわな。