エネルギー関連ニュース速報 7
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0054名無電力14001
2009/10/25(日) 10:22:02http://sankei.jp.msn.com/science/science/091024/scn0910241556001-n1.htm
実りの秋。新米が出回る季節となったが、稲刈りのあとに残る稲わらでバイオエタノールを
つくる実験プラントが10月から、サッポロビール北海道工場内で本格稼働し、一定濃度の
バイオエタノールを製造することに成功した。現在、実用化に向け、効率的な製造方法の研究が
進められている。石油などの化石燃料の代替エネルギーとして注目されるバイオエタノール。
日本の水田が“油田”に変わる日も近い…。
研究が行われているのは、北海道恵庭市にある同ビール工場内にある「バイオエタノール
製造実証設備」と名付けられた施設。
入り口には、原料となる稲わらロールが置かれ、建物内には、裁断機や稲わらから取り出した
成分を発酵させてバイオエタノールをつくる装置、純度を高める蒸留・脱水装置などが並んでいる。
大成建設とサッポロビールが、農林水産省の「ソフトセルロース利活用技術確立事業」の助成を
受け、昨年10月から約2億円をかけて施設を建設。今年7月末にプラントが完成し、10月から
本格稼働させた。
同事業は、秋田、兵庫、千葉の各県内でも進められているが、北海道が一番乗りで稲わらから
一定濃度のバイオエタノールを製造することに成功した。現在、200キログラムの稲わらから
濃度99・5%のバイオエタノール26リットルを製造することを目標に実証実験が繰り返されている。
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