エネルギー関連ニュース速報@環境・電力板 4
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0388名無電力14001
2009/06/17(水) 22:13:35「スマートグリッド」への期待が高まる中、報道は過熱の様相を呈している。対して、
「スマートグリッドという言葉だけが先行している」(電機メーカー関係者)と一部では
冷ややかな声もある。先日、シャープや関西電力、堺市などが2010年度にスマートグリッドの
実証実験を実施すると報じられた。しかし、シャープでは今後、蓄電技術などで実験に参加する
可能性はあるとしながらも、「現段階では何も決まっていません」(シャープ 広報)と困惑気味。
関西電力も同様、将来的に協力することは多いにあるとしながらも、「堺市の環境都市推進協議への
参加は事実だが、現時点では実証実験について話は具体化していません」という。
さらには、スマートグリッドは日本には不要だという説もある。その背景にはアメリカと日本の
電力事情の違いがあげられる。日本はアメリカと比べ、電力の供給が安定している。電気事業連合会の
調べによると、顧客一軒当たり年間事故停電時間はアメリカの97時間に対して、日本は19時間と
圧倒的に少ない。また、アメリカでは電力網の劣化が問題になっているが、メンテナンスをこまめに
実施している日本ではこのような問題はない。これらは、電力会社や電機メーカー、電線各社が
擁する日本の電力技術の高さを示している。つまり、日本の電力はすでにスマートな(賢い)のである。
むしろ、この日本の高い技術力は海外のスマートグリッドで事業化したほうが有効だという期待も
ある。4月、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、スマートグリッドについて、
日米双方の専門家が参加するワークショップを米ニューメキシコ州で開催した。
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